大学付属のドイツ語コースってどうなのよ?
今回は、大学付属のドイツ語コースに参加した感想を書きたいと思います。
さて、フライブルク大学の夏期コースに参加した私ですが。
正直言って、あまり語学力アップの面ではプラスにはならなかったなぁと思います。
ただ、それは私がA1という初級レベルでこのコースに参加したからというのもあると思うので、人によって多少の違いはあると思いますが。
あくまでも私の体験談として書きます( ̄▽ ̄)
まず、コース参加前にオンラインで受けたプレイスメントテストの結果をもとに、クラスが振り分けられます。私は初級コースでした。
クラスに生徒は、最初は20名ほどいましたが最終的には、クラスのレベルが低くて合わない、進度が遅い・・といった理由で何名かの生徒が移動し、15名ほどになりました。
国籍は
アメリカ・・15名
日本・・3名
トルコ、インド・・各1名
で、先生は30歳のドイツ女性です。生徒思い♪です。
マック大好き(⋈◍>◡<◍)。✧♡アメリカの力強いですよね~
・・いうまでもなく、アメリカ人同士、日本人同士、残り物同士で固まってしまいました。日本からは長崎大学の2名の学生が来ており、2人でいつも固まっていましたので私は孤独でした。
ただ、最終的にはアメリカ学生の中に日本に興味を持ってくれる女の子がいたのでその子と遊びに行ったりすることができましたが。
授業はすべて英語で行われます。クラスメイトとの会話もすべて英語でした。たまに、なぞなぞでドイツ語単語を出したりするときに話すくらい?
結構、初級ドイツ語コースは、ある程度、コミュニケーションが取れる英語力がないとキツイですねぇ。
英語で留学したい人向けのテスト、IELTSで9点満点中、6.5点を持っていた私ですが、アメリカ人のネイティブ英語はとても早くて追いついていくのが大変で、コミュニケーションが難しかったです。
よく言われることでが、アメリカ人は英語でなんでもできてしまうので、あまり外国語を一所懸命に勉強するということが少ないようです。つまり、外国語を勉強する苦しみを味わっている人が、相対的に少ないのです。英語を外国語として話す人の気持ちがわからず普段のスピードで、彼らは英語を話すので、海外の人とコミュニケーションを取るのがあまり上手ではない・・・(まぁ、よくその手の話は聞いてましたが、実際そうだとは、あまり思ってもいませんでした。)
英語ネイティブだと、海外の人とコミュニケーションをとることは楽勝だと思っていた私ですが、違うのですね・・
人のことを考えてあげる気持ち、大切です!
長崎大学からの女子大生2人も、このコースの最後に
「まず、ドイツ語より英語を勉強したほうがいいと思った。。だってコミュニケーションを取るのがすごく大変(T_T)だった。」
と口々に言っていました。
...私も思いました。こんなに英語がわからないのに、今ドイツ語勉強していていいのかな?もっと英語を勉強しないとダメなんじゃないかと思いました。。。
WGのドイツ学生たちのドイツ語会話も、「あいつ、英語もまともにしゃべれないくせに、ドイツ語勉強しにわざわざ日本に来るなんて(^_-)-☆」と言われている気がして、ちょっと怖かったです。
まぁ...ここまでくると、英語のレベル云々より相性かもしれませんね!
授業で使ったテキストはMenschen A1.1のKursbuchとArbeitsbuchでした。最初の授業の際に配布されました。
有名なテキストなので、Amazonからも購入できます。
授業に関しては、先生が工夫を凝らしていたのでわかりやすく楽しかったです。ただ、初級レベルなので、ある程度は文法書や単語帳で勉強をしてB1あたりから、こういったコースに参加できると、ドイツ語を話す練習を他の留学生とできるのでいいかなと思います。まだまだ、ドイツ語でコミュニケーションを取るのは早い!!と感じた日々でした。